バイナリーオプションが申告分離課税になったことで

バイナリーオプションもそうでしたが、店頭FX、CFDなどの店頭デリバティブ取引で、幸いにも年に20万円以上の利益を出してしまった時には、確定申告をして雑所得として総合課税にそった税金を支払っていました。自分はちょっとした飲食店を持っていましたが、こちらの方が赤字でしたので、それと合わせることができたために、バイナリーオプションで利益を出しても、それほど税金を支払う必要がなかったわけです。それが有利でもあったため、儲かりもしない飲食店を閉店せずにいたということもあります。

場所自体は両親の土地でしたので、そちらに月々家賃を支払っていました。飲食店の経営では家賃代も満足に出せず、もちろん其の他のランニングコストも日々の材料費なども赤字です。それを補填するために、バイナリーオプションやその他で稼いでいたという格好が取れていたのです。しかし、この納税方法が、2012年に変更されてしまいました。この税制改革によって、申告分離課税に変更されてしまったのです。くりっく365と同じになり、税率も一律20%になってしまいました。

これによって自分の場合は、飲食店の赤字は赤字として、バイナリーオプションで生まれた利益は利益として課税されるということになってしまったわけです。そうなると飲食店を開けている意味もなくなってきます。この飲食店を未だに運営していることが、バイナリーオプションの確定申告を行う際になにかしらの経費として認められるような格好が見いだせればいいのですが、それも無理があります。そこで思い切って店をたたみました。その場所はそのまま自分の作業場として借り受けることにし、順当な経費として計上できるようにしました。いざ切り離してみると経費として計上できるものも少なくはなく、節税はそれなりに出来ます。

今のところこういったものでは儲け続けていますが、もし赤字を出してしまった場合にもしっかりと確定申告を行っていれば、3年間の損失繰越控除もできます。次の年に儲けても、損失繰り越しができることから、その年が前年の損失をカバーできないほどの儲けでしかなければ、その次の年まで控除できるのです。そうやってみると、飲食店にかかっていた時間も投じることができ、集中できる分、以前以上に調子は上々です。またくりっく365との損益通算も可能となりましたので、新しい挑戦もできます。初めのうちはガッカリした税制改革でしたが、2年経って考えると、案外悪くないようです。