バイナリーオプションの途中精算

バイナリーオプションはあらかじめ決められた時刻にレートがどうなっているのかを予測する取引です。以前は、決められた時刻になるまで何もできませんでした。ですから、ポジションを持った瞬間に相場が急変して、明らかに予想は外れるだろうという状況であっても、ただ損失が発生するのを待つしかできなかったのです。このようなシステムは投資家にとって非常に不利なことです。

オプション取引にはヨーロピアンオプションとアメリカンオプションの二つがあります。ヨーロピアンオプションは決済まで何もできないもので、アメリカンオプションは途中で権利行使のできるものを指します。以前のバイナリーオプションは、どちらかというとヨーロピアンオプションに近いタイプだと考えられます。考え方はシンプルなのですが、損失を回避できないというデメリットがあり、これが投資家に著しく不利だと考えられるために、途中精算ができるように規制が進んだのです。

途中精算できますから、予想が外れたことが決められた時刻の前にだいたい分かった場合には、ポジションを外すこともできます。ですから、戦略の幅は広がります。ただ、それができる状況や方法は取引業者によって異なりますから注意が必要です。

まず途中精算できるタイミングについてですが、直前まで可能な業者もありますが、多くの場合には決済の2分前まで途中精算ができます。また、ほとんどの業者がポジションの全額を精算することになりますが、一部の業者はポジションの一部だけを精算することができます。 途中精算という言葉が使われることもありますが、他の言葉が使われることもあります。転売、権利放棄、売却などと言われることがありますが、これらは全く同じ意味です。業者によって使う言葉が異なっているだけのことです。どの言葉を使っていたとしても、ポジションを外すことには違いがありませんから、言葉の違いで混乱しないようにしましょう。

危険と思ったときには途中精算ができますから逃げることも可能ですが、相場の先行きは誰にも予想できませんから、逃げたほうが良いのかどうかは予測するのは難しいです。たとえば上がる方にかけて、レートが下がってきたから途中精算をしたとしましょう。しかし、その後に再びレートが上昇して、頭注精算しなければ良かったと公開することもあり得ます。このようなこともありますから、途中精算が有利であるとは限らないという点に注意が必要です。